わが国の看護技術に関する図書の現状 : 「看護技術」の概念規定に焦点を当てて
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概要
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目的:看護技術に関する図書における「看護技術」の概念規定を構成する要素および各要素の内容の現状を明らかにし,看護技術学の学術的体系化に向けて「看護技術」という概念を規定するための課題を考察する.方法:日本医書出版協会医学書検索を用い,看護技術に関する図書を検索した.次に,「看護技術」という概念を規定していた図書を抽出した.最後に,概念規定として記述された内容を類似性に基づき分類し,その内容を分析した.結果: 「看護技術」を概念規定していた図書は,対象図書53冊中9冊(17.0%)であった.これらの概念規定として記述された内容は,【I.「看護技術」の目的】【II.「看護技術」展開の基盤】【III.「看護技術」としての成立過程】【IV.「看護技術」の発展過程】【V.「看護技術」展開上の特徴】【VI.「看護技術」の種類】のいずれかを組み合わせて構成されていた.結論:看護技術学の学術的体系化に向けて「看護技術」という概念を規定するため,「看護技術」の目的の範囲・「看護技術」展開の基盤の捉え方の明確化などが必要である.
- 群馬県立県民健康科学大学の論文
著者
-
村上 みち子
群馬県立県民健康科学大学
-
山下 暢子
群馬県立県民健康科学大学
-
近藤 誓子
群馬県立県民健康科学大学看護学部
-
定廣 和香子
札幌市立大学看護学部
-
大川 美千代
群馬大学医学部保健学科
-
佐々木 かほる
群馬県立県民健康科学大学
-
定廣 和香子
群馬県立県民健康科学大学
-
高井 ゆかり
群馬県立県民健康科学大学
-
大川 美千代
群馬県立県民健康科学大学
-
山下 暢子
千葉大学 看護学部
-
村上 みち子
元順天堂医療短期大学
-
金谷 悦子
群馬県立県民健康科学大学
-
佐々木 かほる
群馬県立医療短期大学
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