ヒトにおけるデヒドロアスコルビン酸のビタミンC効力[I] : 経口負荷後の経時的ビタミンC尿中排泄

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概要

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• 健康な女子10名に低C食をC負荷予定日の3日前から摂取させた.その後,AsA群,DAsA群に分けて,AsAまたはDAsAの結晶1mmol (AsA176mg,DAsA174mg)を経口負荷させ,尿中へのC排泄量の測定を行い,次のような結果を得た.1.欠乏期24時間尿中の総C量は,AsA群9mg,DAsA群5mgであり,両群間に統計的な差は認められなかった.2.C負荷後24時間尿中の総C量は,AsA群47mg,DAsA群35mgであり,両群間に統計的な差は認められなかった.3.C負荷後8時間まで2時間ごとに採尿を行ない,各時間ごとに排泄される総C量およびDAsA量を測定した結果,負荷後0〜2時間尿中ではDAsA群の排泄量が有意に多く(総C p<0.05,DAsA p<0.01),他の時間帯では両群間のC排泄量に差は認められなかった.4.投与量を1mmolとした本結果は,藤田ら,辻村らの研究結果と同様に,AsAおよびDAsAの代謝量に差はなかった.

• 日本ビタミン学会の論文
• 2006-06-25

著者

• 日笠 志津

  女子栄養大学栄養学部

• 辻村 卓

  女子栄養大学栄養学部

• 関 知子

  女子栄養大学

• 青野 浩二

  女子栄養大学 栄養科学研究所

• 辻村 卓

  女子栄養大学生物有機化学研究室

• 辻村 卓

  女子栄養大学大学院栄養学研究科生物有機化学研究室

• 辻村 卓

  女子栄養大 栄養

• 辻村 卓

  女子栄養大

• 日笠 志津

  女子栄養大学生物有機化学研究室

• 日笠 志津

  女子栄養大学

• 辻村 卓

  女子栄養大学生物有機化学

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