ステレオと反復的位置合わせを用いた任意形状セグメントの追跡

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概要

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本論文では、ステレオと反復的アルゴリズムを用いた、任意形状セグメントの追跡方法を提案する。提案方法では、次の3つの処理の反復により、3次元空間内でのセグメントの対応を得る。(1)基準画像上で時間的に異なる画像間での仮の対応を求める。(2)ステレオ画像間での仮の対応を求め、セグメントの3次元位置を得る。(3)セグメントの3次元運動パラメータを求める。このアルゴリズムは、点の集まりとして表現される任意形状セグメントを取り扱える。また、初期に正しい対応を必要としないため、開口問題により対応が一意に決まらない点も追跡に使用できる。そのため、データに冗長性を与えられ、頑健性も高まる。実画像を用いた実験により、提案方法の有効性について検討した。
一般社団法人情報処理学会の論文
1998-09-17

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