初期モデルとしてアフィン投影を用いた多視点透視投影画像からの運動と形状の復元
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概要
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カメラが透視投影に従うという条件の下で, 複数の画像で得られた対応点からカメラ運動とシーン形状を復元する因子分解法を提案する. アフィン投影カメラモデルから出発して計測行列のランクが4になるような射影的奥行きを逐次的に推定し, 得られた計測行列を因子分解して射影空間におけるシーンの3次元情報を復元する. これによって, 従来の透視投影画像に対する因子分解法で必要だったfundamental matrixの計算等のノイズに敏感な操作を排除し, すべての視点から得られる情報を均等且つ同時に扱った安定な復元が可能になった. さらに, 従来のアフィン投影モデルにおける計量拘束を拡張して透視投影条件下での計量拘束を導き, カメラの内部パラメータが与えられればユークリッド空間における復元が可能であることを示す.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-09-11
著者
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