テクスチャー領域の両眼立体視 : オクルージョンの検出

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概要

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滑らかに変化しているテクスチャー面に対する両眼立体視の方法として、画像のテクスチャー領域の境界線の対応結果を境界条件として、領域の内部点の対応を、相関法により効率よく求める方法を前回報告した。しかし、複数のテクスチャー物体が前後に重なることにより、画像のテクスチャー領域内で距離が大きく変化する部分が生じる場合がある。相関法は、ある一定領域の相関値を用いるため、このような部分では、視差および相関値は不正確になりやすい。また、左右画像のうち一方では見えるが、他方では見えないオクルージョン部分では、偽の面が生成される。そこで、本報告では、不正確な視差と相関値を改善する方法、および、オクルージョン部分を取り除く手法を紹介する。
一般社団法人情報処理学会の論文
1988-09-12

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