Campylobacter jejuniの卵黄での増殖と保存
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概要
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卵黄がCampylobacter jejuniの増殖用及び保存用培地として使用できるかどうかを検討した。市販卵から卵黄のみ取り出してホモゲナイザーで均質化した後,中試験管に4.5mlづつ分注したものを卵黄培地として使用した。C. jejuniは卵黄培地でよく増殖し,しかも好気的培養条件下でも充分増殖することがわかった。さらにこれを密栓して4℃に保存すれば100日間も生存した。このことから,卵黄培地は培養及び保存が煩雑でまた困難であったC. jejuniの増殖用及び保存用培地として容易に利用しうることがわかった。なお,市販のドルセットの卵黄培地が同様に使用可能なことを示した。
- 岐阜大学の論文
- 1984-12-15
著者
-
源 宣之
岐阜大学農学部獣医学科
-
金城 俊夫
岐阜大学農学部獣医公衆衛生学講座
-
源 宜之
岐阜大学農学部獣医学科
-
金城 俊夫
琉球大学農学部畜産学科
-
森重 正幸
岐阜大学農学部獣医学科獣医公衆衛生学研究室
-
Minamoto Nobuyuki
Laboratory Of Zoonotic Diseases Faculty Of Agriculture Gifu University
-
金城 俊夫
岐阜大学農学部獣医学科獣医公衆衛生学講座
-
金城 俊夫
琉球大
-
Kinjo Toshio
Department Of Veterinary Public Health Faculty Of Agriculture Gifu University
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