診療放射線技師の職業的アイデンティティの生涯発達過程
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概要
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現職の診療放射線技師(20代から50代の86名)の職業的アイデンティティの生涯発達過程を大学生(1年生から4年生の141名)と比較しながら検討した。次に,現職の診療放射線技師の進路決定プロセスと職業的アイデンティティとの関連を検討した。結果をまとめると以下のようになった。1)診療放射線技師の職業的アイデンティティは全体として年代とともに上昇する傾向にあり,特に40代が高く,50代になると変化しなかった。2)「診療放射線技師として必要とされることへの自負」は30代までは低いが,40代,50代では高かった。3)職業人になると「診療放射線技師観」が明確になることが示唆された。4)診療放射線技師の進路決定プロセスは出会い型と回避型が多かった。5)診療放射線技師の場合,進路決定プロセスが直前決定型と回避型の者は,他の類型に比べて職業的アイデンティティが低いことがわかった。
著者
-
落合 幸子
茨城県立医療大学保健医療学部人間科学センター
-
高木 有子
常総市教育委員会適応指導教室
-
紙屋 克子
筑波大学社会医学系
-
マイマイティ パリダ
筑波大学大学院人間総合科学研究科
-
落合 亮太
東京大学大学院医学系研究科
-
本多 陽子
筑波大学大学院人間総合科学研究科
-
本多 陽子
茨城県立医療大学人間科学センター
-
落合 幸子
茨城県立医療大学
-
本多 陽子
筑波大学大学院心理学研究科
-
高木 有子
筑波大学大学院人間総合科学研究科
-
本多 陽子
筑波大学心理学研究科
-
紙屋 克子
筑波大学
-
紙屋 克子
社会医学系看護学専攻
-
紙屋 克子
筑波大学 大学院人間総合科学研究科
-
マイマイティ パリダ
東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学選考成人看護学部門
-
落合 亮太
東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学選考成人看護学部門
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