家政科学技術分類表の作成とそれに基づく家政学文献索引付けの結果

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概要

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著者らは「家政科学技術分類表(1984)(案)」を作成した。この分類表は家政学と他の科学・技術分野との連関を分析しやすいように構成したものであるが,この連関分析のために,家政学関係の文献約2,400件を,本分類法によってインデクシングした結果,21,164個の標数付けがなされ,その標数の種類は1,230であった。さらに,標数ごとの利用頻度とその分布を求め,これをキーワードシステムにおけるZipf型の分布と対比したところでは,この分類法は文献の蓄積・検索用として実用に耐えるものであると考えられる。また,Wallの公式による試算を行ったところ,本実験規模程度の文献コレクションでは,キーワード法よりむしろ分類法による方が,文献の蓄積・検索において,そのキーワード管理などの手数が省けて,効率が良いと考えられるデータが得られた。
社団法人情報科学技術協会の論文
1985-09-01

著者

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