市販生和菓子の微生物汚染と糖分含有量について
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概要
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市販生和菓子の微生物汚染と糖分含有量を明らかにするため一般生菌数および大腸菌群の検査ならびに酵素法により糖分含有量を調査した。その結果次のような知見が得られた。1.一般生菌数の対数平均値は3.10/gであった。種類別にみると餅物が4.39/gで最も多く蒸物および焼物との間に有意な差が認められた。2.大腸菌群の検出率は、14.3%であった。種類別に見ると餅物の検出率は40.9%と最も高かった。3.スクロール含有量は蒸物、餅物、焼物、および練物でそれぞれ平均299.8mg/g、289.1mg/g、311.2mg/gおよび399.4mg/gであった。グルコース及びフルクトース含有量は少なく、それぞれ平均7.3mg/g及び4.5mg/gであった。
- 1989-03-20
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