1999/2000年夏季南極海インド洋区にて連続プランクトン採集器により 観測された表層動物プランクトン群集 (英文)
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概要
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1999/2000年夏季, 南極海インド洋区において第41次南極地域観測隊による連続プランクトン採集器(Continuous Plankton Recorder : CPR)を用いた動物プランクトン観測が初めて行われた。南極観測船「しらせ」が約14ノットで航走する際, CPRを曳航して約10m水深を水平的に採集した。南極前線を南北に横断した曳航によって採集された5海里あたりの平均現存量は168.1個体であった。採集された動物プランクトンは34分類群に分けられ, なかでもカイアシ類のOithona spp。が動物プランクトン総個体数の59%以上を占めた。二つの異なった動物プランクトン群集がクラスター解析によって見いだされ, これらは水塊の変化に対応していることが示唆された。CPRの観測は表層プランクトン群集の微細分布を捉えることができ, 長期的なモニタリング観測に適しているといえる。
- 国立極地研究所の論文
著者
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小達 恒夫
情報・システム研究機構国立極地研究所
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福地 光男
情報・システム研究機構国立極地研究所
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福地 光男
国立極地研究所
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小達 恒夫
国立極地研究所
-
梅田 晴子
総合研究大学院大学数物科学研究科極域科学専攻
-
Hosie Graham
Australian Antarctic Division
-
濱田 千昭
日油技研工業
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