氷海内海洋観測に用いるアイスフェンスの試作
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概要
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南極観測船「しらせ」は世界有数の砕氷能力を持つことから,通常の調査船では困難である定着氷域や流氷域での海洋観測が可能である.しかし,これまで氷海内では海氷の存在により観測測器を用いることが困難であった.第52次日本南極地域観測隊より,これまでの海洋生態系モニタリング観測をさらに氷海内においても実施することとなり,観測測器を海氷からガードするアイスフェンスを用いることで,海氷による観測機器の破損やプランクトン試料へのダメージを抑えることに成功した.本稿では,アイスフェンスの改良と現場での観測の概要について,また有用性や今後の改良点について報告する.
- 2012-11-30
著者
-
小達 恒夫
情報・システム研究機構国立極地研究所
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小達 恒夫
国立極地研究所
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橋田 元
情報・システム研究機構国立極地研究所
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飯田 高大
情報・システム研究機構国立極地研究所
-
橋田 元
極地研
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高橋 邦夫
情報・システム研究機構国立極地研究所
-
高橋 邦夫
オーストラリア南極局
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橋田 元/中岡
情報・システム研究機構国立極地研究所/国立環境研究所/気象庁福島地方気象台/東北大学大学院理学研究科大気海洋変動観測研究センター/北海道大学大学院環境科学院/東北大学大学院理学研究科大気海洋変動観測研
-
飯田 高大
国立極地研究所
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