1985/86年夏季,南極海インド洋区における表面海水中のクロロフィル α 量の連続観測 (英文)
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概要
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新たに製作した表面海水モニタリングシステムを用いて, 1985/86年夏季「しらせ」航路に沿った表面海水中の植物プランクトンクロロフィルa濃度および海洋環境パラメター(水温, 塩分, 溶存酸素および栄養塩濃度)の連続観測を実施した。南極海インド洋区の三つの海洋前線(亜熱帯収束線, 亜南極前線および南極前線)を横切る南北方向のクロロフィルa濃度の変化は海洋環境パラメターの変化と良い対応がみられた。また, オングル海峡の定着氷上の定点でのクロロフィルa量の経時的な変化は, 栄養塩濃度の変化と負の相関が見られた。
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