為替オプション市場における行動ファイナンス

元データ 2013-08-21

概要

本研究では米ドル円の為替オプションのATMのインプライド・ボラティリティとボラティリティ・スキューから観測される市場参加者の投資行動について考察する.ATMのインプライド・ボラティリティに関する分析では,市場参加者が米ドル円オプションのボラティリティを値付けする際の投資行動として,(1)オプション期間に応じた過去の実現ボラティリティを参考にする,(2)需給構造からの影響を受ける,の2点に焦点を当てて統計的に検証を行う.ボラティリティ・スキューの分析においては,ボラティリティ・スキューと米ドル円の収益率との間の因果関係に着目し,Grangerの因果性テストから,ボラティリティ・スキューに形成された市場参加者のリスク認識について検証を行う.

著者

野村 哲史 電気通信大学
宮崎 浩一 電気通信大学

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