日本国債市場におけるウインブルドン化の可能性

元データ 2002-03-04

概要

国債入札は,かつては国内大手証券会社が中心であったが,今日外資系証券のプレゼンスが大きい.本研究では,国債入札参加者を大きく,国内証券会社,外資系証券会社,機関投資家の3つに分けて,今後のウインブルドン化の見通しを数理モデルに基づいて分析することを目的とする.分析方法は,まず,3社間のシェア競争を連立線形微分方程式により記述する.次に,拡散近似の手法を用いて,将来のシェアの確率分布を表し,この分布に基づいて3社間における将来の国債懇談会参加可能メンバーの数を判断する.モデルによると,過去のデータに基づけば,先行き3年間でウインブルドン化が起きる可能性は,限定的であるという結論が得られた.

著者

宮崎 浩一 電気通信大学
宮崎 浩一 電気通信大学電気通信学研究科システム工学専攻

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