日経金融新聞が提供する相場観情報の価値

元データ 2006-10-15

概要

本論文では,まず,市場参加者の相場観に関して,それが持つ「情報の価値」をとらえる枠組みについて,意思決定分析において広く用いられている情報の価値とのアナロジをふまえて提案する.次に,実データを利用して,市場参加者の相場観には,「情報の価値」があるのか,ある場合には,それが消費されるスピードはどの程度であるかを検証する.検証結果からは,市場参加者の相場観には確かに相応の価値が存在すること,またその価値が消費されるスピードはきわめて速いことが分かった.このため,実務の観点から,相場観情報を投資戦略に組み込む場合には,その「情報の価値」は情報が公表されておおむね1営業日でなくなってしまうことに留意する必要があるという知見が得られた.

著者

宮崎 浩一 電気通信大学
宮崎 浩一 電気通信大学電気通信学研究科システム工学専攻
山下 晃一郎 電気通信大学大学院システム工学専攻
山下 晃一郎 電気通信大学

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