経由点到達運動の位置分散は軌道計画・実行の逐次モデルを支持する(バイオサイバネティックス,ニューロコンピューティング)
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概要
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運動軌道の計画実行に関しては様々な研究があるが,従来の軌道計画モデルを実際のデータと比較する際,平均軌道を用いることがほとんどであった.しかしHarris & Wolpertによって分散最小モデルが提案されて以来,運動のばらつきの重要性が認識された.Todorovは,経由点のある到達運動の位置分散のデータが,彼の最適フィードバックモデルで説明できることから,従来主流であった計画と実行が逐次的に行われるモデルを批判している.本論文では,計測実行逐次モデルで,位置分散が時間のどのような関数になるかの一般的な理論予測を行い,それを実験データと比較した.四つの実験から,少なくとも経由点のある到達運動に関しては,最適フィードバック制御に基づくTodorovらのモデルではなく,計画実行逐次モデルがより確からしいことを示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-02-01
著者
-
森重 健一
富山県立大学工学部知能デザイン工学科
-
大須 理英子
国際電気通信基礎技術研究所脳情報研究所
-
宮本 弘之
九州工業大学大学院生命体工学研究科脳情報専攻
-
川人 光男
国際電気通信基礎技術研究所脳情報研究所
-
川人 光男
ATR人間情報通信研究所
-
森重 健一
九州工業大学生命体工学研究科脳情報専攻
-
大須 理英子
株式会社国際電気通信基礎技術研究所 脳情報研究所
-
大須 理英子
国際電気通信基礎技術研究所脳情報研究所:情報通信研究機構
-
大須 理英子
科学技術振興事業団川人学習動態脳プロジェクト
-
宮本 弘之
九州工業大学大学院・生命体工学研究科
-
川人 光男
株式会社国際電気通信基礎技術研究所 脳情報研究所
-
川人 光男
科学技術振興事業団erato川人学習動態脳プロジェクト:atr人間情報通信研究所
-
川人 光男
Atr人間情報科学研究所
-
川人 光男
国際電気通信基礎技術研
-
川人 光男
(株)atr人間情報通信研究所
-
川人 光男
株式会社国際電気通信基礎技術研究所人間情報科学研究所
-
川人 光男
科学技術振興事業団川人学習動態脳プロジェクト:atr人間情報通信研究所
-
大須 理英子
国際電気通信基礎技術研究所
-
大須理 英子
ATR脳情報研究所
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