14C-トレーサー法による温州ミカンの転流物質に関する研究
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概要
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幼果期の6月から成熟期の11月まで,時期別に林系普通温州ミカンの葉に14CO2固定を行わせ,茎中の転流物質について検討した.その結果,温州ミカンの転流物質は通常ショ糖を主体とし,あとわずかのブドウ糖と果糖を伴うものであり,これが正常なパターンと考えられた.しかしながら, 7月前期の幼果期から果実肥大期,および9月後期の果実肥大期から成熟期へのそれぞれの生理代謝転換期には,転流物質はブドウ糖と果糖の等量混合物を主体とし,あとわずかのショ糖を伴うパターンに変動することが明らかとなった.
- 社団法人 日本農芸化学会の論文
著者
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筬島 豊
九州大学農学部食品分析学教室
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筬島 豊
九州大学農学部
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沢村 正義
九州大学農学部食糧化学工学科食品分析学教室
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中島 正利
九州大学農学部食糧化学工学科食品分析学教室
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中島 正利
九大農
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沢村 正義
九州大学農学部食糧化学工学科
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筬島 豊
九州大学農学部食糧化学工学科食品分析学教室
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中島 正利
九州大学農学部食品分析学教室
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