最大クリーク問題の多項式時間的可解性の改良結果
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
典型的なNP完全問題である最大クリーク問題に対して,本稿では次の結果を示す.即ち,節点数nの一般グラフにおいて,最大次数ΔがΔ≦2.613dlgn(d≧1:定数)なる条件を満たしている時,このグラフの最大クリーク問題はO(n^<1+d>)なる多項式時間で可解である.ここで,特に定数d=1とした時における時間計算量O(n^2)は,節点数nに関してオーダとして最適である.これは,先に発表した結果(信学論D, vol.J93-D, no.4, pp.417-425)の直接的改良であり,先のアルゴリズムに"部分問題の統合による探索領域削減"という手法,解析を新たに開発・導入することにより,探索領域削減を達成し,本結果を得ている.
- 2010-11-26
著者
関連論文
- 最大クリーク問題の多項式時間的可解性の一結果(情報・システム基礎)
- 最大クリーク抽出の単純な最大時間計算量評価と多項式時間的可解性 (アルゴリズムと計算機科学の数理的基盤とその応用)
- 最大クリーク抽出問題の理論計算量評価について : グラフの次数を限定した場合
- 準同型写像によって拡張されたある言語クラスに対する正例からの極限同定
- 実時間空スタック受理式決定性限定ワンカウンタ変換器の多項式時間等価性判定(オートマトン・言語理論)
- 最大クリーク問題の多項式時間的可解性の一結果
- 正則言語のある部分クラスに対する正の例からの多項式時間極限同定
- 最大クリーク問題の多項式時間的可解性の改良結果 (Theoretical foundations of computing)
- 最大クリーク抽出アルゴリズムの共有メモリ型並列計算機上での並列化
- 極大クリーク全列挙アルゴリズムを用いた企業コミュニティ理解
- 極大クリーク全列挙アルゴリズムを用いた企業コミュニティ理解
- ある種の有限状態変換器に対する多項式時間極限同定
- 実時間空スタック受理式決定性限定ワンカウンター変換器の多項式時間等価性判定アルゴリズム
- ε-推移を許したある決定性プッシュダウン変換器対の等価性判定(オートマトン・言語理論)
- ハイパーグラフを対象とした最大クリーク抽出の分枝限定アルゴリズム(セッション6)
- クラスタリングとBoostingを用いた高速、高精度な映像自己診断方式の提案
- 極大クリーク全列挙アルゴリズムCLIQUESを基にした極大2部クリーク全列挙アルゴリズム(セッション4)
- 極大クリーク全列挙アルゴリズムCLIQUESを基にした極大2部クリーク全列挙アルゴリズム(セッション4)
- 極大クリーク全列挙アルゴリズムCLIQUESを基にした極大2部クリーク全列挙アルゴリズム
- 最大クリーク抽出のより高速な分枝限定アルゴリズム
- ε-推移を許したある決定性プッシュダウン変換機器対の等価性判定アルゴリズム(セッション4)
- サイズの大きな極大クリークの効率的列挙アルゴリズム(セッション3)
- 最大クリーク抽出アルゴリズムの効率化と実験的評価・解析(セッション3)
- 正の例から極限同定可能な言語クラスを拡張する統一的アルゴリズム
- 効率的クリークアルゴリズムに基づく電気泳動画像マッチング、タンパク質構造マッチング、および、タンパク質側鎖パッキング
- 単純でより高速な最大クリーク抽出アルゴリズム
- 制約付きプロファイルアライメント(文字列アルゴリズム)
- グラフの近似彩色を行う確率アルゴリズム
- 質問と正の反例による正則言語の多項式時間学習 (計算機科学の基礎理論 : 21世紀の計算パラダイムを目指して)
- 質問と初期情報による文法推論に関する一考察
- 構造反例付き等価性質問を用いた単純決定性言語の多項式時間MAT学習
- 単純決定性言語のある部分族に対する多項式時間MAT学習
- 構造反例付き等価性質問を用いた単純決定性言語の多項式時間MAT学習
- 質問と反例による単純決定性言語の多項式時間学習を可能とさせる十分条件
- RA-001 最大クリーク問題の多項式時間的可解性 : 基本的結果(モデル・アルゴリズム・プログラミング,査読付き論文)
- 最大クリークを抽出するO(2^)-時間の多項式領域アルゴリズム
- 理論評価付き最大クリーク抽出アルゴリズムの実験的評価
- 理論評価付き最大クリーク抽出アルゴリズムの実験的評価
- 最大クリークを抽出するO(2^)-時間の多項式領域アルゴリズム
- 最大クリークを抽出する時間計算量O(2^)の多項式領域アルゴリズム
- 最大クリークを抽出する単純なアルゴリズムの最大次数4のグラフにおける計算量
- D-1-3 巡回セールスマン問題に対する確率及び遺伝的ハイブリッドアルゴリズムとその実験的評価
- 「情報処理学会論文誌:数理モデル化と応用」論文誌発行にあたって
- 論文誌発行にあたって
- 最大クリーク抽出に基づく向きの変化に依存しない人物の顔検出法
- 「情報処理学会論文誌 : 数理モデル化と応用」の発行にあたって
- 第9回社会に存在感ある学会として : 幅広い立場からの情報教育支援を(これからの情報処理学会)
- 研究会活動のあらましと話題(研究会千夜一夜)
- 新しい計算パラダイム
- 節点重み最大クリーク抽出アルゴリズムと実験的評価
- 節点重み最大クリーク抽出に基づく量子回路の深さ最小化 (計算機科学基礎理論の新展開)
- 節点重み最大クリーク抽出アルゴリズム (計算機科学基礎理論の新展開)
- 最大クリーク抽出に基づく画像からの対象検出(クリーク問題と応用)
- 新たな手法に基づく最大クリーク抽出の効率化
- 最大クリーク問題の多項式時間的可解性の更なる改良結果 (コンピュテーション)
- 最大クリーク問題の多項式時間的可解性の新たな結果
- 極大クリーク全列挙アルゴリズムの実験的比較評価(アルゴリズム一般)
- LA-007 最大クリーク抽出のより高速なアルゴリズム(A. モデル・アルゴリズム・プログラミング)
- 空スタック受理式決定性1カウンタオートマトンのある部分クラスに対する正の例からの多項式時間極眼同定
- 最大クリーク抽出アルゴリズムの高速化と解析・評価
- あるノイズモデルにおけるブール関数学習について
- 最小支配集合問題の近似解抽出アルゴリズム(アルゴリズム一般)
- 最小支配集合問題の近似解抽出アルゴリズム
- [電子情報通信学会フェロー受賞記念講演]オートマトン・言語理論・学習理論と組合せ最適化の研究及び教育
- オートマトン・言語理論・学習理論と組合せ最適化の研究及び教育
- 最大クリークを抽出するより効率的な分枝限定アルゴリズム
- 大局的に構造を取らない配列集合の抽出方法
- 最大クリーク問題の多項式時間的可解性の改良結果
- 「最大クリーク問題の近似解法に関するコメント」について
- 近似最大クリークを抽出する確率アルゴリズムとその実験的評価
- 実時間最終状態受理式決定性限定1カウンタ変換器の多項式時間等価性判定アルゴリズム (計算機科学とアルゴリズムの数理的基礎とその応用)
- 質問および代表的な記号列集合を用いた単純決定性言語の多項式時間学習
- 最大クリーク問題の多項式時間的可解性について (計算機科学とアルゴリズムの数理的基礎とその応用)
- 最大クリーク問題の多項式時間的可解性の改良結果(情報・システム基礎)
- 枝重み最大クリーク抽出アルゴリズムと実験的評価(クリーク問題と応用)
- ある種のカウンタに対する正の例からの多項式時間極限同定
- 最大クリーク問題の多項式時間的可解性の更なる改良結果
- 最大クリーク問題の多項式時間的可解性の改良結果
- 巡回セールスマン問題に対する確率・遺伝的ハイブリッドアルゴリズム
- リカレントネットワークを用いた連続音声認識
- 組合せ最適化手法によるシュードノット構造を含んだRNAの二次構造予測
- 最大重みクリーク抽出アルゴリズムのRNAの二次構造予測への適用
- 最大重みクリークの近似抽出解法によるRNAの二次構造予測
- 最大クリーク抽出アルゴリズムの実験的評価(クリーク問題と応用)
- 正則言語の部分クラスに対する正の例からの多項式時間極限同定
- グラフ彩色問題の厳密解アルゴリズム
- 分枝限定法を用いた最大クリーク抽出アルゴリズムの効率化
- 正則言語のある部分クラスに対する正の例からの多項式時間極限同定
- 確率アルゴリズムに基づいた支配集合問題の近似解法
- 最大重みクリークの効率的抽出アルゴリズムとその評価
- 最大クリーク抽出アルゴリズムの効率化とその評価
- Dominating Set問題に対する分枝限定アルゴリズムとその実験的評価
- 最大重みクリーク抽出アルゴリズムの効率化
- 最大クリーク問題の多項式時間的可解性の更なる改良結果(情報・システム基礎)
- 最大クリーク問題の多項式時間的可解性の拡張
- 最大クリーク問題の多項式時間的可解性の更なる改良結果
- 最大クリーク問題の多項式時間的可解性の拡張の改良 (Theoretical Foundations of Computing)
- 最大クリーク問題の多項式時間的可解性の拡張(情報・システム基礎)
- 最大クリーク問題の多項式時間的可解性の拡張の改良
- 最大クリーク問題の多項式時間的可解性の拡張の更なる改良