最大クリークを抽出する単純なアルゴリズムの最大次数4のグラフにおける計算量
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概要
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無向グラフ中の最大クリークを抽出する問題はNP困難であり,自明な計算量がO(P(n)2^n)(P(n)は節点数nの多項式)という困難な問題であって,その計算量を改善する多くの試みがなされている.ここでは極大クリーク全列挙アルゴリズムCLIQUESを基にして,これに分枝限定処理を導入した単純な最大クリーク抽出アルゴリズムを提示する.最終的な目的はこのアルゴリズムを用いて一般グラフに対する最大クリーク抽出の計算量上界を改善することであるが,本稿ではその基礎的な段階として,最大次数4以下という非常に単純なグラフを扱い,これらにおいては上界がO(n^3)となることを示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-06-22
著者
-
中西 裕陽
電気通信大学先進アルゴリズム研究ステーション
-
富田 悦次
電気通信大学先進アルゴリズム研究ステーション
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富田 悦次
電気通信大学先進アルゴリズム研究ステーション・中央大学研究開発機構
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富田 悦次
電気通信大学先進アルゴリズム研究ステーション:中央大学研究開発機構
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富田 悦次
電気通信大学
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富田 悦次
電気通信大学|中央大学研究開発機構
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