応答的注視ロボットによる被注視感の呈示(マルチモーダルインタフェース,<特集>インタラクション技術の原理と応用)
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概要
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人間同士のコミュニケーションにおいて,視線は意図の伝達や会話の調節など,重要な役割を持つことが知られている.人間と対面するロボットやスクリーンエージェントの従来研究においても,それらの視線をどのように構成するかに注目が集まっているが,相手の視線の動きを考慮した枠組みの研究は少ない.しかし,相手の視線が自分の視線に対してどのように変化しているかを見ることは,人間が相手の視線を認識するうえで重要な手がかりになっていると考えられる.そこで本研究では,対面相手の視線に基づいて自身の視線を動かすことのできるロボットを構築し,応答的視線によってより強い被注視感を相手にいだかせることができることを示す.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2007-03-15
著者
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吉川 雄一郎
Jst Erato 浅田共創知能プロジェクト
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篠沢 一彦
(株)国際電気通信基礎技術研究所
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篠沢 一彦
株式会社国際電気通信基礎技術研究所
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篠沢 一彦
ATR知能ロボティクス研究所
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石黒 浩
株式会社国際電気通信基礎技術研究所知能ロボティクス研究所
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萩田 紀博
株式会社国際電気通信基礎技術研究所知能ロボティクス研究所
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篠沢 一彦
Atr知能ロボティクス研
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吉川 雄一郎
株式会社国際電気通信基礎技術研究所知能ロボティクス研究所
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宮本 孝典
株式会社国際電気通信基礎技術研究所知能ロボティクス研究所
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篠沢 一彦
株式会社国際電気通信基礎技術研究所知能ロボティクス研究所
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吉川 雄一郎
科学技術振興機構erato浅田プロジェクト
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萩田 紀博
株式会社国際電気通信基礎技術研究所
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