日常空間で対話できるコミュニケーションロボットRobovie-IV(テーマセッション, ユビキタスメディアの将来展望)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
コンピュータやセンサが環境中に埋め込まれたユビキタス環境において, 人と情報の接点として人サイズのヒューマノイドロボットは重要な役割を果たすことになると期待される.そのためにはヒューマノイドロボットには日常空間で音声発話・認識ができるだけでなく存在感をもつことが重要である.我々は存在感を持つ日常空間で対話できるコミュニケーションロボットとしてRobovie-IVを開発した.本論文では対話ロボットに求められる機能について議論し, 開発したRobovie-IVのハードウェアとソフトウェアについて説明する.そして現在我々が取り組んでいる日常のオフィス環境下での対話実験について紹介, 現状について報告し, 最後に結論と今後の課題を述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-01-13
著者
-
小暮 潔
金沢工業大学工学部
-
吉川 雄一郎
Jst Erato 浅田共創知能プロジェクト
-
石黒 浩
大阪大学大学院基礎工学研究科
-
小暮 潔
(株)国際電気通信基礎技術研究所知識科学研究所
-
萩田 紀博
(株)国際電気通信基礎技術研究所知識科学研究所
-
宮下 敬宏
(株)国際電気通信基礎技術研究所
-
萩田 紀博
(株)国際電気通信基礎技術研究所atr知能ロボティクス研究所
-
光永 法明
(株)国際電気通信基礎技術研究所知能ロボティクス研究所
-
吉川 雄一郎
(株)国際電気通信基礎技術研究所知能ロボティクス研究所
-
小暮 潔
金沢工大 工
-
吉川 雄一郎
科学技術振興機構erato浅田プロジェクト
-
小暮 潔
(株)国際電気通信基礎技術研究所
-
石黒 浩
大阪大学大学院 基礎工学研究科
関連論文
- マーキングを用いたソーシャルタギングの有効性に関する検証(グループインタラクション支援とグループウェア,インタラクションの理解とデザイン)
- 複数人物の位置追跡のための ZigBee センサネットワークの開発
- 看護師支援のための行動識別による手指衛生必要状況検知システムの開発
- D-9-1 手指衛生必要状況検知システムの開発(D-9. オフィスインフォメーションシステム,一般セッション)
- D-9-2 手指衛生必要判定根拠提示システムの開発(D-9. オフィスインフォメーションシステム,一般セッション)
- ウェアラブルセンサによる看護業務の自動行動計測手法(ウエアラブル/ユビキタス・コンピューティング)(「インタラクション:理論,技術,応用,評価」)
- RFIDによる接触情報からのDBNを用いた行動識別(一般セッション2,移動カメラ画像処理におけるパターン認識とメディア理解)
- 無線加速度センサを用いた運転者行動の計測・解析手法(マルチメディア処理)
- 無線加速度センサを用いた運転者行動計測に基づく模範運転動作からの逸脱検出(一般セッション,データ工学とメディア理解との融合)
- 加速度センサを用いた自動車運転時のハンドル操作分析(一般セッション6)