レーダ分解能を模擬したシミュレーションによるJPDA追尾維持性能評価
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概要
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追尾目標の近傍にクラッタや他の近接目標が存在する高密度環境では, どの探知データがどの追尾目標から得られたものであるかを判定する相関処理が重要となる.この相関処理に有力な手法としてJPDA(Joint Probabilistic Data Association)が注目されている.一方, レーダは分解能の限界で, 近接した複数の目標から1つの融合された探知データを取得する場合があり, これが追尾維持性能に及ぼす影響が懸念されている.本稿では, 観測値に分解能が大きく影響すると思われる目標運動のシナリオを設定し, 分解能を模擬したデータを用いてJPDAによる追尾維持のシミュレーションを行った.その結果, 例えば交差目標では分解能を模擬しない場合に73%であった追尾維持確率が0%まで低下する場合があった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-02-16
著者
-
系 正義
三菱電機株式会社鎌倉製作所
-
辻道 信吾
三菱電機株式会社情報技術総合研究所
-
小菅 義夫
三菱電機株式会社情報技術総合研究所
-
系 正義
情報技術総合研究所
-
小菅 義夫
三菱電機株式会社 情報技術総合研究所
-
山家 明男
三菱電機株式会社情報技術総合研究所
-
山家 明男
三菱電機株式会社 情報技術総合研究所
-
辻道 信吾
三菱電機株式会社
-
系 正義
三菱電機株式会社
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