M^3フイルタを利用した目標追尾におけるサンプリング間隔の制御
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概要
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フェーズドアレーレーダは, アンテナを機械的に動かすことなくレーダビームを所望の方向に指向させることができる. このため, 追尾目標に対するサンプリング間隔(観測周期)を適応的に変化させることが可能となる. サンプリング間隔を制御することは, 目標追尾の性能向上に役立つことが期待できる. 本研究では, フェーズドアレーレーダへの適用を想定し, 旋回目標対処追尾アルゴリズムの一つであるM^3フイルタにおいて, サンプリング間隔を目標の運動に応じて適応的に制御するための方式を検討し, シミュレーション評価を行った. 結果として, 本方式に従いサンプリング間隔の制御を行うと, 目標の旋回時にサンプリング間隔を自動的に小さくして追尾誤差を小さく抑えられることがわかった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-04-23
著者
-
小菅 義夫
三菱電機株式会社 情報技術総合研究所
-
山家 明男
三菱電機株式会社 情報技術総合研究所
-
辻道 信吾
三菱電機株式会社
-
系 正義
Information Technology R & D Center, Mitsubishi Electric Corp.
-
系 正義
/三菱電機株式会社情報技術総合研究所
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