多重運動モデルによる航跡型多重仮説相関方式を用いた多目標追尾
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概要
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追尾目標の近傍に他の目標あるいはクラッタなどが存在する環境で, 多目標を同時に追尾する方式として, 追尾開始, 追尾維持および誤航跡解除機能を有するMHT, ならびに追尾維持機能のみながら演算負荷が軽く実用的なJPDAが近年注目を集めている. 航跡型MHTは, 従来のMHTの改良版であり, 追尾開始機能を向上させている. M^3JPDAは, 従来のJPDAの改良版であり, 旋回する多目標の追尾維持性能を向上させている. 本稿では, 複数の運動モデルを並列で使用する航跡型MHTの構成方法を示した. また, この構成方法の有効性を示すため, M^3JPDAと等価となる航跡型MHTの準最適化 (仮説の削減) 方法を示した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-10-31
著者
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