退化的グラフの全彩色
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概要
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グラフGの全彩色とは, Gの全ての点と辺を彩色して, 隣接する2点, 端点を共有する2辺, 点とそれに接続する辺が全て異なる色になるようにすることである.グラフGがs-退化的であるというのは, 次数がs以下の点を除去する操作を繰り返して, Gを自明なグラフにすることができるときである.本論文では, 最大次数Δが4s+3以上である任意のs-退化的グラフはΔ+1色を用いて全彩色できることを証明し, かつそのような全彩色を求める効率的なアルゴリズムを与える.また, 部分k-木を最小数の色を用いて全彩色する線型時間アルゴリズムも与える.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-10-20
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