新しいコマンドシステムについて
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概要
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現用の気球搭載コマンド受信機は20年前に設計されたもので, 主要な部品の補充も困難となったため, 新しいモデルを開発することとなった。これを機会に導入された新しい機能は, 第一にPCMコマンドを伝送することである。この機能により, コンピュータのRS-232C端子からの出力のようなシリアルのディジタルデータをFSK信号に変換して気球に伝送することが可能となった。従来からのON/OFFコマンドについては, トーンバースト信号方式の導入で, チャンネル数の増大と信頼性の向上を図った。その他, 送出したコマンド項目の記録・管理を含むコマンド関係の情報を全て集中的に表示・管理する地上システムも併せて整備し, 気球コマンドがより利用しやすくなるよう配慮した。
- 宇宙航空研究開発機構の論文
著者
-
本田 秀之
宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部
-
太田 茂雄
宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究本部
-
井筒 直樹
宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所
-
井筒 直樹
宇宙科学研究所
-
矢島 信之
宇宙科学研究所
-
太田 茂雄
宇宙科学研究所
-
本田 秀之
宇宙科学研究所
-
矢島 信之
宇宙航空研究開発機構
-
太田 茂雄
宇宙科学研究所気球工学部門
-
川瀬 充行
松下通信工業
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