すきま学習におけるスマートフォン利用可能性および書籍・レジメ利用との比較(主体的学習支援環境/一般)

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概要

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近年,スマートフォンが広く普及している.スマートフォンは汎用的なOSを持っているため,自由度が高くさまざまな用途に使用することができる.そのため,従来であれば専用の道具を必要とする作業を置換して行うことができる.また,スマートフォンは常に身につけている.このことから,日常生活における空き時間,すきま時間における学習(すきま学習)はスマートフォンで行うことが適しているのか調査し,それにより学習行動の時間的・空間的可能性を広げることを目的とている.調査方法はアンケートを用いて行った.すきま学習が頻繁に行われている場所や道具を調査することによって,すきま学習を行う理想の環境と道具を導いた.これを利用し,スマートフォンとすきま学習に頻繁に使われる本,紙とを比較評価した.その結果,理想の道具が求める条件をスマートフォンが他の道具よりも高い基準で満たしていた.このことから,スマートフォンがすきま学習に適した道具であるということがわかった.
2012-03-03

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