センサを用いた感覚的な発話生成するロボットの研究
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概要
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本稿では人型ロボットを用い、環境情報をセンサデータとして得て、その変化に応じてロボットに感覚的発話をさせたときの、発話同士をスムーズに繋げる方法を提案する。感覚的発話とは、例えば電気がついたことをセンサが察知すると、ロボットは「明るくなったね」と言い、感覚を人間に与えるものである。問題点として、ロボットに異なる動作を連続して行わせた際、その発話同士の繋がりが不自然になると、人間が話題同士の関係性を掴めなかった場合、円滑なインタラクションに支障を来たす可能性がある。そのため、本稿ではロボットに発話同士を繋げる言葉や動作を盛り込むことにより、インタラクションへの引き込みを試みる。
- 2011-03-02
著者
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今井 倫太
(株) 国際電気通信基礎技術研究所知能ロボティクス研究所
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今井 倫太
慶應義塾大学理工学部
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大澤 博隆
国立情報学研究所
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今井 倫太
慶応義塾大学
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大澤 博隆
慶應義塾大学大学院理工学研究科
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大澤 博隆
慶應義塾大学
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大澤 博隆
Jstさきがけ「情報環境と人」研究領域
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今井 倫太
慶應義塾大学理工学部情報工学科
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