給電部を考慮した携帯端末用U字型折返しダイポールアンテナの特性(アンテナ・伝搬)

元データ 2009-03-01 社団法人電子情報通信学会

概要

近年,携帯端末にますます小形.機能化が求められる中,それに使用されるアンテナは内蔵化が基本となっており,小形化・低姿勢化に加え,多共振を含めた広帯域化が要求されている.更に人体の影響をより受けにくくするため,きょう体電流の少ないアンテナ形式が望まれる.本論文では,省スペース化を考慮した構造を有する携帯端末用U字型折返しダイポールアンテナにおいて,その給電部を考慮することによりきょう体に電流が流れない平衡動作を広帯域にて維持できる構造を提案する.解析モデルは,携帯端末機の金属きょう体を簡易に模擬した有限導体板とそれに取り付けられたアンテナから構成される.電磁界シミュレータにより得られた所望のモデルにおいて測定値と計算値を比較し,計算の妥当性を確認する.次に,折返しダイポールアンテナとPIFAのきょう体電流を比較することにより導体板上に流れる電流が抑制されていることを示す.最後に,各共振の動作モードについて明らかにする.その結果,中心周波数2,600MHzにおいて520MHzの帯域(比帯域20%)できょう体電流が抑制されていることを確認した.

著者

森下 久 防衛大学校産業技術総合研究所
森下 久 防衛大学校電気電子工学科
森下 久 防衛大学校
梶谷 篤史 防衛大学校電気電子工学科
小柳 芳雄 パナソニックモバイルコミュニケーションズ(株)
小柳 芳雄 松下通信工業株式会社
小柳 芳雄 パナソニック モバイルコミュニケーションズ
金 ヨンホ 防衛大学校電気電子工学科
小柳 芳雄 パナソニックモバイルコミュニケーションズ

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