マッシュルーム構造を用いた相互結合抑制機能を有する逆Fアンテナ間の放射特性

元データ 2008-05-08 社団法人電子情報通信学会

概要

次世代の高速移動通信に向け,複数のアンテナを必要とするアダプティブアンテナやMIMOアンテナが多く研究されている.これらのアンテナシステムでは,アンテナ間の相互結合が特性に大きく影響を及ぼすため,相互結合量を低減する必要がある.そこで前の報告では,有限地板上に半波長の間隔で配置された線状逆Fアンテナの間にマッシュルーム構造を置き,マッシュルーム構造の配置と素子数を調整する事で相互結合抑制効果が得られる事を示した.本報告では,放射特性に着目する.はじめに,無限地板上に置かれた1素子の逆Fアンテナの放射特性を解析した.次に,半波長の間隔で配置した2つの逆Fアンテナの相互結合量と放射特性を,マッシュルーム構造の有無で比較し,マッシュルーム構造による相互結合抑制効果と放射特性の変化を確認した.また,有限地板上において,地板の大きさによる相互結合抑制効果と放射特性の変化を確認した.さらに,マッシュルーム構造の設置位置と相互結合量の相関性を解析し,大幅な結合抑制を得るための設置条件を明らかにした.

著者

道下 尚文 防衛大学校電気電子工学科
森下 久 防衛大学校産業技術総合研究所
森下 久 防衛大学校
伊藤 淳 防衛大学校電気電子工学科
道下 尚文 防衛大学校
伊藤 淳 防衛大学校 電気電子工学科

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