マッシュルーム型EBGを用いた逆Fアンテナ間の相互結合抑制法に関する一検討

元データ 2008-01-16 社団法人電子情報通信学会

概要

EBG構造は,導体板上に誘電体や金属で周期構造を構成することにより実現され,入射波に対して反射位相が0°となる磁気壁として動作する特徴や伝搬する電磁波に対して,ある周波数範囲で伝搬を遮断するバンドギャップを形成する特徴がある.本報告では,有限地板上に半波長の間隔で配置された2つの線状逆Fアンテナの間にEBG構造を2次元に配列したマッシュルーム型EBGを置いたときのアンテナ素子間相互結合量の抑制効果を検討する.電磁界シミュレータによる解析より,マッシュルーム型EBG構造の素子数と配置を調整する事により結合抑制効果が得られる事がわかった.また,従来,結合抑制手法として用いられているチョーク構造での結合抑制効果と比較し,マッシュルーム型EBG構造による結合抑制効果の有効性を明らかにした.さらに,アンテナを試作しインピーダンス特性と放射特性の実測を行なったところ,電磁界シミュレータによる計算結果とよく一致し,電磁界シミュレータによる解析の妥当性が確認できた.

著者

道下 尚文 防衛大学校電気電子工学科
森下 久 防衛大学校産業技術総合研究所
森下 久 防衛大学校
伊藤 淳 防衛大学校電気電子工学科
道下 尚文 防衛大学校
伊藤 淳 防衛大学校 電気電子工学科

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