携帯端末用内蔵型半折返しダイポールアンテナの特性

元データ 2004-02-12 社団法人電子情報通信学会

概要

携帯端末操作時における特性劣化の原因となる,金属僚体上に流れる電流(流体電流)を減少させる方法として平衡給電型アンテナがある.そのアンテナの一つとして,自己平衡作用を有する,コンパクトな構造の折返しループアンテナを既に提案した.本文では,このアンテナを更に低姿勢・小形にするため,折返しループアンテナをグランド板に対して水平に寝せた低姿勢な折返しループアンテナを給電点で半分にした内蔵型半折返しダイポールアンテナを提案する.解析には,FDTD法を基本とする電磁界シミュレータを用い,そのアンテナ特性(インピーダンス特性・電流分特性・放射特性)を携帯端末用内蔵アンテナとして一般的な平板逆Fアンテナと比較することにより検討を行った.その結果,平板逆Fアンテナを基準とした比体積約60%に対して. VSWR<2となる比帯域が約16%となり,小形になっているにも係わらず帯域が広がっていることを確認した.また,そのときの電流分布特性及び放射パターンについても解析し,実験によって計算結果の妥当性を確かめた.

著者

森下 久 防衛大学校産業技術総合研究所
森下 久 防衛大学校
小柳 芳雄 パナソニックモバイルコミュニケーションズ(株)
藤本 京平 国際科学振興財団
林田 章吾 防衛大学校電気情報学群
藤本 京平 (財)国際科学振興財団
田中 智輝 防衛大学校電気電子工学科
小柳 芳雄 パナソニック モバイルコミュニケーションズ
林田 章吾 防衛大学校 電気電子工学科
田中 智輝 防衛大学校

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