携帯端末用折り返しループアンテナの広帯域化

元データ 2003-01-17 社団法人電子情報通信学会

概要

携帯端末操作時における特性劣化の原因となる、金属きょう体上に流れる電流(きょう体電流)を減少させる方法として平衡給電型アンテナがあり、そのアンテナの一つとして自己平衡作用を有する、コンパクトな構造の折り返しループアンテナを既に提案している。本論文では、モーメント法を基本とする電磁界シミュレータを用いて折り返しループアンテナの構造を決定するパラメータを変化させ、無給電素子や整合器を用いずに広帯域化の可能性を検討する。その結果、VSWR≦2となる帯域が平衡給電時に中心周波数2680MHzに対して約50%、自己平衡作用を維持した状態で中心周波数3040MHzに対して約13%になることを確認した。またその時の電流分布及び放射パターンについても解析し、実験によって計算結果の妥当性を示した。

著者

森下 久 防衛大学校産業技術総合研究所
森下 久 防衛大学校
藤本 京平 国際科学振興財団
林田 章吾 防衛大学校電気情報学群
藤本 京平 (財)国際科学振興財団
田中 智輝 防衛大学校電気電子工学科
林田 章吾 防衛大学校 電気電子工学科
田中 智輝 防衛大学校

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