携帯端末用平衡給電型折り返しループアンテナ

元データ 2001-02-08 社団法人電子情報通信学会

概要

本報告では、携帯端末用アンテナの新たな設計概念に基づいて提案する折り返しループアンテナの特性について解析する。折り返しループは基本的には折り返しダイポールアンテナであり、1/4λ(λ:使用波長)付近で折り曲げだ構造を有する。折り返しループアンテナは不平衡給電を行っても、不平衡電流が生じない自己平衡作用を有する。従って折り返しループアンテナにおいて、同軸ケーブルによる不平衡給電型は平衡給電の場合と同じ特性を有することが考えられる。折り返しループアンテナの有効性を確認するため、理論的及び実験的解析を行った。その結果、導体板上の電流分布、放射パターン、そしてインピーダンス特性において不平衡給電型は平衡給電型とよく一致し、バランを用いなくても平衡給電が可能であることがわかった。またループ形の無給電素子を取り付けることにより帯域幅をおよそ2倍広げることができた。

著者

森下 久 防衛大学校産業技術総合研究所
森下 久 防衛大学校
金 〓浩 防衛大学校電気電子工学科
小柳 芳雄 松下通信工業株式会社パーソナルコミュニケーション(事)
藤本 京平 国際科学振興財団
小柳 芳雄 松下通信工業株式会社
藤本 京平 (財)国際科学振興財団

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