ボウタイアンテナの小形化に関する一検討(受動回路・アンテナ,マイクロ波論文(大学発))

元データ 2010-12-01

概要

近年,広帯域アンテナの小形化・薄型化が求められている.そこで本論文では平面構造の広帯域アンテナの一つであるボウタイアンテナの小形化手法を提案する.アンテナエレメントを,一方の斜辺を残して点対称または線対称に切り取ることによって,ボウタイアンテナの広帯域特性を維持したままエレメント面積を従来の50%に小形化することが可能となった.また,所望VSWRによる小形化の限界を明らかにし,小形化を進めると最終的にはダイポールアンテナの特性となることを確認した.更に,既に報告されている折返し構造による小形化手法と組み合わせることで,提案アンテナが占める面積を従来のアンテナの約30%まで小形化することが可能であることを示した.この場合,折返し構造を有するボウタイアンテナの欠点であったVSWR特性の劣化による帯域制限がなくなることで更なる広帯域特性が得られた.インピーダンス特性,各周波数における放射特性について解析と測定を行い,解析結果と測定結果がほぼ一致することを確認した.

著者

永利 美緒 防衛大学校産業技術総合研究所
森下 久 防衛大学校産業技術総合研究所
森下 久 防衛大学校電気電子工学科
森下 久 防衛大学校
田中 信吾 矢崎総業株式会社矢崎技術研究所高周波技術研究部
堀内 学 矢崎総業株式会社矢崎技術研究所高周波技術研究部
田中 慎吾 矢崎総業株式会社矢崎技術研究所高周波技術研究部
永利 美緒 防衛大学校電気電子工学科
田中 信吾 矢崎総業株式会社技術研究所
堀内 学 矢崎総業株式会社技術研究所高周波技術研究部
永利 美緒 防衛大学校

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