携帯端末用内蔵型半折返しダイポールアンテナの特性(2)

元データ 2004-09-02 社団法人電子情報通信学会

概要

携帯端末操作時における特性劣化の原因となる,金属筐体上に流れる電流(筐体電流)を減少させる方法として平衡給電型アンテナがある.そのアンテナの一つとして,自己平衡作用を有する,コンパクトな構造の折返しループアンテナがあり,このアンテナを更に低姿勢・小形にするため,折返しループアンテナをグランド板に対して水平に寝せた低姿勢な折返しループアンテナを給電点で半分にした内蔵型半折返しダイポールアンテナ(以下BFMA)を提案した.そのアンテナ特性(インピーダンス特性・電流分布特性・放射特性)を携帯端末用内蔵アンテナとして一般的な平板逆Fアンテナ(以下PIFA)と比較し, BFMAの優位性を確認した.本文は,BFMAの動作原理及び広帯域特性をもつ理由をモノポールアンテナ及び折返しモノポールアンテナを用いて検討する.更には,ダイポールアンテナ,PIFA及びBFMAの放射効率を測定により求め,3つのアンテナの放射効率を比較検討する.数値解析には,FDTD法を基本とする電磁界シミュレータを用いた.

著者

森下 久 防衛大学校産業技術総合研究所
森下 久 防衛大学校
小柳 芳雄 パナソニックモバイルコミュニケーションズ(株)
藤本 京平 国際科学振興財団
林田 章吾 防衛大学校電気情報学群
藤本 京平 (財)国際科学振興財団
田中 智輝 防衛大学校電気電子工学科
小柳 芳雄 パナソニック モバイルコミュニケーションズ
林田 章吾 防衛大学校 電気電子工学科
田中 智輝 防衛大学校

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