給電部を考慮した携帯端末用折り返しダイポールアンテナの特性

元データ 2008-01-31 社団法人電子情報通信学会

概要

近年,携帯端末にますます小型・機能化が求められるなか,それに使用されるアンテナは内蔵化が基本となっており,小形化・低姿勢化に加え,多共振を含めた広帯域化が要求されている.本報告では,まず,省スペース化を考慮した構造を有する携帯端末用U字型折り返しダイポールアンテナ(UFDA:U-shaped Folded Dipole Antenna)において,アンテナ素子単体で給電部を考慮することにより,2共振特性が得られることを提案する.それを基に,導体板を含めたUFDAにおいて,その給電部を考慮することにより広帯域特性が得られることを提案する.解析モデルは,携帯端末機の金属筐体を簡易に模擬した有限導体板とそれに取り付けられたアンテナから構成される.電磁界シミュレータにより得られた所望のモデルにおいて測定値と計算値を比較し,計算の妥当性を確認する.次に,UFDAとPIFAの筐体電流を比較することにより導体板上に流れる電流が抑制されていることを示す.その結果,中心周波数2,390MHzで比帯域39%以上の広帯域特性が得られ,所定の帯域で筐体電流が抑制されていることを確認した.

著者

森下 久 防衛大学校産業技術総合研究所
森下 久 防衛大学校
梶谷 篤史 防衛大学校電気電子工学科
小柳 芳雄 パナソニックモバイルコミュニケーションズ(株)
小柳 芳雄 松下通信工業株式会社
小柳 芳雄 パナソニック モバイルコミュニケーションズ
金 ヨンホ 防衛大学校電気電子工学科
小柳 芳雄 パナソニックモバイルコミュニケーションズ

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