画像センサとレーダを用いた道路監視システム用車両追尾方式
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概要
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本稿では, 道路に設置された画像センサとレーダの観測データを用いる車両追尾方式について述べる. 画像センサは, 測角精度は優れているが, 測距精度が劣り, 視界不良時の車両の検出が困難である. 一方, レーダは, 測距精度に優れ, 視程の影響を受けにくいが, 測角精度が劣る. 本方式では, 特徴の異なるこれらのデータを融合することによって, 追尾性能の向上を実現した. また, 車両の相関手法には, 車両位置の尤度に加えて, 距離変化率の尤度を利用し, 誤検出環境下での追尾維持を可能とした. 更に, 2台の車両の追尾シミュレーションにより, 本方式の有効性を確認した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-07-30
著者
-
辻道 信吾
三菱電機株式会社情報技術総合研究所
-
小菅 義夫
三菱電機株式会社情報技術総合研究所
-
春山 鉄男
三菱電機株式会社
-
小菅 義夫
三菱電機株式会社 情報技術総合研究所
-
岡田 隆光
三菱電機株式会社 情報技術総合研究所
-
春山 鉄男
三菱電機株式会社 鎌倉製作所
-
辻道 信吾
三菱電機株式会社
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