平均的な顔の形状の魅力 : 比較文化研究による証拠と美の生物学
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概要
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顔を魅力的にする要因は何なのだろうか?またそうした顔に対する人の好みは何に起因するのだろうか?我々は、顔の美に対するある基準は、文化的というよりもむしろ進化論的・生物学的な歴史によって作られていると主張する。本報告では、平均的な顔の形状の魅力が生物学的な要因に基づくのかどうかを検討した。顔の好みにおける生物学的な基盤を示す証拠は、文化が異なっても同じ現象が認められるという事実を示すことにより得られる。我々は、西洋の文化では広く知られている平均的な顔の形状に対する好みが、中国や日本においても同様にみられることを示した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-11-19
著者
-
赤松 茂
ATR人間情報通信研究所
-
赤松 茂
法政大学
-
吉川 佐紀子
京都大学大学院教育学研究科:京都大学こころの未来研究センター
-
吉川 左紀子
京大 大学院教育学研究科
-
ローズ ジリアン
西オーストラリア大学
-
吉川 左紀子
ATR人間情報通信研究所
-
西谷 美和
京都大学大学院教育学研究科
-
ハーウッド ケイト
西オーストラリア大学
-
クラーク アリソン
西オーストラリア大学
-
リー キエラン
西オーストラリア大学
-
リー キエラン
西オーストラリア大学:atr人間情報通信研究所
-
ローズ ジリアン
西オーストラリア大学:atr人間情報通信研究所
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