肌の色による領域分割と領域の不変特徴によるカラー画像中の顔検出 : SupportVectorMachineの応用

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概要

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本論文は、カラー画像中の人物の顔を自動的に検出するタスクにVapnikらによって開発され近年注目を集めている新しい統計的分類機構であるSupport Vector Machine (SVM)を適用し、その評価を行った結果について報告するものである。ここではまず、カラー画像の領域分割処理を、肌色の単峰性ガウス分布を仮定して、2種類の色差空間について行って、両者を比較した。そして分割された各領域について、直交Fourier Mellinモーメントによる不変特徴の抽出を行った。この不変特徴を用いた顔領域の検出処理を100パターンのテスト画像についてSVMとニューラルネットワークのそれぞれの分類機構を用いて実現し、両者による分類の得失について分析した。
1999-11-19

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