対面での応答を重視した英語学習活動と発話収録装置の試作と試用
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概要
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大学における英語教育において、自己表現能力と対人折衝能力の涵養が求められることに多言は要さない。第一著者は、『足場かけ』として、名刺サイズのカードに印刷した質問文を読み上げる質問者と、カードを見ることなく質問を聞いて応答する回答者と、時間配分を確認するタイムキーパーの三者の役割交代に基づく対面での口頭練習を提案した。一方、英語学習者の作文を集めたコーパスや発話を文字起こししたテキスト・コーパスなどの公開とこれらに基づく研究が活性化しているが、学習者の発話音声コーパスも求められている。本発表では授業における学生の発話を無圧縮でデジタル収録することを目的としてマルチトラック・ハードディスク・レコーダを中心に試作した装置の試用経験について報告し、その可能性を検討する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2005-06-18
著者
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楠元 範明
早稲田大学教育学部
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辰己 丈夫
東京農工大学
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原田 康也
早稲田大学法学学術院・情報教育研究所
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前野 譲二
早稲田大学
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楠元 範明
早稲田大学教育・総合科学学術院・総合研究機構情報教育研究所
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前野 譲二
早稲田大学mnc ・ 総合研究機構情報教育研究所
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辰己 丈夫
神戸大学発達科学部
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原田 康也
早稲田大学法学学術院・総合研究機構情報教育研究所
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原田 康也
早稲田大学
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原田 康也
早稲田大学メディアネットワークセンター
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原田 康也
早稲田大学法学部:情報教育研究所
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鈴木 陽一郎
早稲田大学MNC・東通産業株式会社
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辰己 丈夫
早稲田大学理工学総合研究センター
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