日本人英語学習者の音声文理解にプロソディ情報が果たす役割
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概要
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本研究では、文を構成している要素を統語的まとまりに分け、その区切れを示すプロソディの 「統語的韻律機能」 の側面に焦点を当て、日本人英語学習者が音声文理解において音声言語に特有の情報であるプロソディ情報と、文字言語上でも表現される構文情報のどちらに依存した処理を行っているかについて 2 種類の実験を行った。実験結果から、英語音声文理解において初級英語学習者がプロソディ情報を重要な手がかりとする一方、英語力が上がるに従い、学習者は構文情報を重要な手がかりとした理解をするようになる可能性が示された。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2010-05-20
著者
-
石崎 俊
慶應義塾大学 政策・メディア研究科
-
原田 康也
早稲田大学法学学術院・情報教育研究所
-
中村 智栄
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科
-
原田 康也
早稲田大学法学学術院・総合研究機構情報教育研究所
-
原田 康也
早稲田大学法学部ことばの科学研究所
-
原田 康也
早稲田大学
-
原田 康也
早稲田大学メディアネットワークセンター
-
原田 康也
早稲田大学法学部:情報教育研究所
-
石崎 俊
慶應義塾大学
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