北海道産当帰の調製法と化学的品質評価(第1報) : 調製条件とショ糖および希エタノールエキス含量の変動
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概要
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Angelicae Radixes prepared from the fresh roots of Angelica acutiloba var. sugiyamae and A. acutiloba cultivated in Hokkaido by six methods were chemically evaluated. Dilute ethanol-soluble extract contents varied from 41.8 to 50.5% (A. acutiloba var. sugiyamae) and 43.3 to 56.4% (A. acutiloba), and the sucrose contents from 20.9 to 33.4% {A. acutiloba var. sugiyamae) and 23.4 to 38.0% (A acutiloba). A close correlation was observed between the amount of dilute ethanol- soluble extract and that of sucrose. The Angelicae Radix showing the highest dilute ethanol-soluble extract and the sucrose contents was obtained when the roots were dried outdoors for three weeks and then indoors for one month. Sucrose seems to be enzymatically produced in the roots during the drying period, and accordingly the dilute ethanol-soluble extract content increased. The hot-air (above 50℃) drying after harvesting and the hand-rolled treatment followed by blanching (60℃, 15 min) reduced the dilute ethanol-soluble extract and the sucrose contents. We consider that in Hokkaido, the outdoor drying method during winter season using "hasagake," which has been traditionally practiced by farmers, is the best procedure for the post-harvest treatment of Angelicae Radix. However, the combination of outdoor drying for a short period and subsequent hot-air drying (about 30℃, intermittently) may shorten the drying period and produce Angelicae Radix having uniform quality.
- 日本生薬学会の論文
- 1997-08-20
著者
-
柴田 敏郎
国立衛生試験所筑波薬用植物栽培試験場
-
姉帯 正樹
北海道立衛生研究所
-
柴田 敏郎
国立医薬品食品衛生研究所北海道薬用植物栽培試験場
-
畠山 好雄
国立衛生試験所北海道薬用植物栽培試験場
-
柴田 敏郎
中部大学生物機能開発研究所:国立医薬品食品衛生研究所北海道薬用植物栽培試験場
-
畠山 好雄
国立医薬品食品衛生研究所筑波薬用植物栽培試験場
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