26. カンゾウ(Glycyrrhiza uralensis)におけるグリチルリチンの生合成中間体および生合成関連遺伝子の探索
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概要
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Glycyrrhizin, a sweet triterpene saponin of Glycyrrhiza uralensis, exhibits various pharmaceutical effects. To produce a better quality of pharmacologically active G. uralensis plant by metabolic engineering approach, it is necessary to understand the regulatory mechanism of glycyrrhizin biosynthesis. For this purpose, we are investigating intermediates and candidates for biosynthetic genes for glycyrrhizin biosynthesis. Since glycyrrhizin should be biosynthesized via β-amyrin by a series of oxidation and glycosylation, several oxygenated and/or glycosylated β-amyrin derivatives are examined as the putative biosynthetic intermediates. The stolon of G. uralensis was analyzed by GC-MS and LC-MS using authentic samples prepared by organic synthesis. All the putative biosynthetic intermediates are detected, strongly supporting the proposed pathway. We genetated over 12,000 expressed sequence tags (ESTs) derived from stolon. Database search revealed that 27, 12 and 40 EST clones showed significant similarities to known P450, dioxygenase, and glucosyltransferase or glycosyltransferase sequences, respectively.
- 植物化学調節学会の論文
- 2005-10-13
著者
-
高上馬 希重
北医療大・薬・創薬化学
-
村中 俊哉
横浜市立大学木原生物学研究所
-
大山 清
理化学研究所PSC
-
柴田 敏郎
医薬基盤研究所薬用植物資源研究センター北海道研究部
-
吉田 茂男
理研・PSC
-
吉田 茂男
理研PSC
-
斉藤 和季
理研PSC
-
巽 二郎
京都工芸繊維大学 生物資源フィールド科学教育研究センター
-
巽 二郎
京都工繊大工芸科
-
柴田 敏郎
国立医薬品食品衛生研究所北海道薬用植物栽培試験場
-
巽 二郎
神戸大農
-
巽 二郎
神戸大学農学部
-
柴田 敏郎
中部大学生物機能開発研究所:国立医薬品食品衛生研究所北海道薬用植物栽培試験場
-
吉田 茂男
理化学研究所植物科学研究センター
-
關 光
横浜市大・木原生研:理研・psc:大阪大院・工
-
大山 清
理研PSC
-
關 光
理研PSC
-
高上馬 希重
東大院・樹芸研
-
村中 俊哉
理研PSC
-
斉藤 和季
千葉大学薬学部薬用資源教育研究センター:遺伝子資源応用研究室
-
斉藤 和季
理化学研究所植物科学研究センター
-
斉藤 和季
理研psc:千葉大院・薬
-
斉藤 和季
千葉大学大学院薬学研究院
-
斉藤 和季
千葉大学薬学部薬用資源教育研究センター
-
斎藤 和季
理研植物科学センター
-
吉田 茂男
理研植物科学研究センター
-
斎藤 和季
千葉大学薬学部
-
斎藤 和季
千葉大・薬・薬用資源センター
-
柴田 敏郎
医薬基盤研 薬用植物資源研究セ
-
關 光
阪大院・工・生命先端:横浜市大・木原生研
-
關 光
阪大院・工・生命先端:横市大・木原生研
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