人的繋がりからみた中国地方山村の現状と展望 : 島根県の山村集落を事例に
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概要
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島根県の山村集落を事例に,人的繋がりから見た中国地方山村の現状の把握と今後を展望することを試みた。それを通して,山村に人が暮らしつづけるための力の源泉となる希望を探し出すことが本論の課題である。具体的には,島根県旭町の4集落を対象に,世帯悉皆の聞き取り調査とそこから他出した子供世代への郵送アンケート調査を行った。その結果,以下の2点が明らかとなった。(1)親族間の人的繋がりの媒介項として,所有面積の大小に関わらず,農地の存在が大きな役割を果たしていること。(2)集落内の人的繋がりの媒介項として,祭りが大きな役割を果たしていること。今後,この2つの媒介項を手がかりに,山村問題を考えていくべきことが,課題として残された。
- 林業経済学会の論文
- 1998-10-01
著者
-
井上 真
東京大学大学院農学生命科学研究科
-
安村 直樹
東京大学農学部附属演習林秩父演習林
-
奥田 裕規
森林総合研究所東北支所
-
山本 伸幸
島根大学生物資源科学部
-
久保山 裕史
森林総合研究所林業経営部
-
久保山 裕史
森林総研
-
久保山 裕史
(独)森林総合研究所
-
久保山 裕史
森林総合研究所林業システム研究室
-
奥田 裕規
(独)森林総合研究所
-
安村 直樹
(独)東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林北海道演習林
-
井上 真
東京大学農学生命科学研究科
-
立花 敏
東京大学農学生命科学研究科
-
安村 直樹
東京大学北海道演習林
-
久保山 裕史
森林総合研
-
井上 真
東大 大学院農学生命科学研究科
-
山本 伸幸
鳥取大学生物資源科学部
-
奥田 裕規
森林総合研究所
-
安村 直樹
東京大学大学院農学生命科学研究科
-
安村 直樹
東京大学演習林田無試験地
-
山本 伸幸
森林総研関西
-
奧田 裕規
森林総研東北支所
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