東南アジア諸国における参加型森林管理の制度と主体 : 森林社会学からのアプローチ(統一テーマ:住民参加による熱帯林管理の可能性を探る-多面的アプローチ,2000年春季大会論文)
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概要
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The main objective of the paper is to clarify the characteristics of participatory forest management systems in Southeast Asian countries, such as Indonesia, the Philippines, Thailand, Vietnam, and Laos. Important sociological factors, such as legal status of land, main actors of forest management, and work organization for forest management, are adopted as an analytical framework for comparative policy analysis. Following the framework, participatory forest management systems are examined and evaluated. The characteristics of the systems are clarified as follows; 1) most of the land still belongs to the state and the right to use the land is granted to the local people, 2) protected areas are mainly controlled by the government, 3) most of the collective management by the local people are not implemented by fundamental groups but by functional groups, and 4) the systems in the Philippines seem to be advanced in terms of transfer of responsibilities for forest management from government agencies to the local people, because the indigenous people are granted the land ownership and the local people are involved even in the management of protected areas. On the other hand, field research at local level reveal the importance to understand the real state of forest utilization based on the folk category of land and to identify the possibility for the local people to manage their forests. In order to connect the forest sociological studies at local level with the forest policy analysis at national level, the approach of political ecology seems to be helpful.
- 林業経済学会の論文
- 2000-03-10
著者
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