'Polarized-x'法の収束特性に関する諸検討
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概要
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固定小数点演算による設計は安価で高速な信号プロセッサの採用から適応システムの小型化とコストの削減を可能にする.しかし,その固定小数点演算におけるダイナミックレンジは狭く,しかも乗算後に倍化された信号の語長を元に戻す操作は小さい振幅の信号の扱いを不可能とする.この問題は乗数を極性とする'polarized-x'法の適用によって解決される.本報告では,新しく定義した評価関数を用いて'polarized-x'法において収束が保証されることを示し,その収束特性を記述する式を導出して安定条件,収束を最も高速化するステップを見出す.また,固定小数点演算においても収束特性の劣化が少ない「個別正規化LMS法」に適用してその収束特性を解析する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-14
著者
-
藤井 健作
(株)富士通研究所ネットワークシステム研究所
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藤井 健作
(株)富士通研究所 無線システム研究部(研 41)
-
大賀 寿郎
富士通研
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大賀 寿郎
(株)富士通研究所
-
大賀 寿郎
(株)富士通研究無線システム研究部:(現)芝浦工業大学工学部
-
藤井 健作
(株)富士通研究所 ネットワークシステム研究所
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