現状優先を規範とする音声スイッチの制御法の検討
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概要
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本報告では通話方向の安定的な維持と迅速な切り換えを実現する音声スイッチの制御法を提案する.音声スイッチの高速化はエコーが混じる音声を遠端側に伝送する努力こ等しい.しかし,そのエコーに音声が混じらない場合もあり,そのときには続いて話者が発声する可能性が高い.当然ながら,その音声は遮断される.この遮断をブロッキングという.本制御法では,安定した通話を保証する受話状態と送話状態の中間に通話方向の復帰が容易な遷移状態を設け,そこでエコーが残る期間に限定した制御を行ってブロッキングの発生を防止する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-06-21
著者
-
藤井 健作
(株)富士通研究所ネットワークシステム研究所
-
藤井 健作
(株)富士通研究所 無線システム研究部(研 41)
-
大賀 寿郎
(株)富士通研究所
-
大賀 寿郎
(株)富士通研究無線システム研究部:(現)芝浦工業大学工学部
-
坂口 淳一
富士通研
-
坂口 淳一
(株)富士通研究所
-
藤井 健作
(株)富士通研究所 ネットワークシステム研究所
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