適応フィルタと音響情報処理
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概要
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音響システムでは必然的に音を伝える系が介在します. 問題は, その系の特性が一般には多様なことです。従って, その全てに対して所要の性能を得るためには音響システムはその多様な特性に自動的に適応する仕組みが必要となります. なかでも, 筆者らのところでも検討を続けている音響エコーキャンセラや能動騒音制御は既知の参照信号がその適応に利用できる点で扱い易いと言えます. 本講演ではその適応の仕組みをこれまでとは違う視点から説明することを試みます. この説明法は少し邪道な気もしますが, 見方を変えると色々と面白いことも分かってきます.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
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