様相演算子を用いた副詞付加動作状況文の生成 : もう、まだ、やっと、ついに、とうとうの場合

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概要

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自然言語文の生成において副詞の選択は、動作の状況から行われる。計算機上で実現するためには、副詞の使われ方を論理的に記述しなければならない。本研究では、ある動作の状況からそのときの心理状態にあった副詞を選択し、文を生成することを目的としている。本論文では、比較的に類似性がある副詞「もう」「まだ」「やっと」「ついに」「とうとう」を考察し、様相演算子を用いた論理式で表す。そして実験的に論理式から副詞付加文の生成を行う。これによって、人間が感情に依存して無意識のうちに区別して使用している副詞が、様相演算子を用いた論理式で表せることを示し、動作状況に適切な文が生成できることを示した。
社団法人電子情報通信学会の論文
1993-12-09

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